写真家・浜田太
●奄美出身の写真家として活躍中の浜田太氏をご紹介します。
 
Profile
1953年 鹿児島県生まれ
1975年 東京写真大学短期大学部写真技術科卒業
(現東京工芸大学)
1975年 株式会社講談社写真部勤務
1979年 フリーカメラマンとなり、小学館、講談社などの仕事をする。
1980年 奄美大島に帰省 浜田太プロスタジオを設立(現有限会社浜田太写真事務所)
1995年 奄美の情熱情報誌「ホライゾン」企画制作を立ち上げる。
1999年 NHK・TV生きもの地球紀行「初めて見るアマミノクロウサギの子育て」撮影を担当
1999年 シンラ3月号特集「太古からの生 アマミノクロウサギ」(新潮社)
2001年 BBCワイルドライフ誌に奄美の自然作品を発表
2001年 テレビ朝日「素敵な宇宙船地球号」
2001年 ナショナルジオグラフィク日本版8月号作品掲載
2003年 写真集「奄美-光と水の物語」出版(小学館)
豊かな海は豊かな森があるから
奄美の森を撮り続けて20年の歳月が流れた。はじめの頃は、「南の島だから青い海と白い砂浜こそが奄美の自然だ」との思いから、海周りだけにカメラを向けていた。
しかし、奄美の自然の象徴的な存在であるアマミノクロウサギとの出会いから、次第に彼らを育む森の魅力にとりつかれていった。そこにはハブという守り神に守られた豊かな森が広がっていたのである。恐竜が繁栄したジュラ紀を髣髴させるヒカゲヘゴや着生植物のオオタニワタリ等の植物。アマミノクロウサギやルリカケスをはじめとした固有の動物達。これらの貴重な動植物を太古より育んできたのは、豊かな森と年間3000ミリを越える雨であった。その豊かな森と豊かな海は、水という地球の血液で繋がっていてすべての生命を育んでいることが分かった。これこそが地球が46億年かけてようやく辿り着いた究極のエコシステムなのだ。南の島の小さな自然から地球が生命体であることを学んだのである。

【浜田太の世界・ホライゾン】
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浜田太氏の写真
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